オリーブを使った基礎化粧品から食用オリーブ油まで
昭和二十七年よりオリーブ商品の発売を手掛け「寒霞渓純粋オリーブ油」を発売。
このオリーブ油はお陰様で「万能の油」として、以降小豆島に訪れる方々のお土産の代名詞になっております。
現在、梅香堂の商品は、島内の各ホテル、旅館、お土産店で取扱われ、ご愛用のお客様には全国各地に発送もさせていただいております。
小豆島とオリーブ
小豆島の「オリーブ」の歴史は古く、明治41年(1908年)にまでさかのぼります。
オリーブを国内で自給する計画をたてた当時の農商務省は、三重県・鹿児島県・香川県(小豆島)の三県で試験的にオリーブの栽培を始めました。
このオリーブの栽培に成功したのは小豆島だけで、以降オリーブといえば小豆島を表すようになりました。一時期、小豆島におけるオリーブ農園の面積は120haを占めていましたが、採算ラインに乗らない事などを理由にミカン栽培への切り替えを図ったりとオリーブ農園は小豆島から減少していきました。しかし良質のオリーブが育つ土地を無駄にするまいと昭和47年、県営オリーブ圃場に隣接して民間の施設「オリーブ園」が開園し、年間20万人の観光客を誘致するようになりました。「オリーブ園」内には農場があり、小豆島オリーブの名に相応しい高品質なオリーブが栽培されています。梅香堂は「オリーブ園」と提携し、商品のほとんどをここで採取された貴重なオリーブで生産致しております。